70年前の成人式の着物です。成人式の着物も流行があり、時代によって刺繍が多かったり、総柄だったり、色も随分と変わってきました。この着物も姉から妹、嫁と晴れの日に回して着てきました。胸や袂にシミがありました。でも捨て難たく、また切ることに抵抗がありました。それで、汚れているところは除いて裾の模様を生かしてワンピースにしました。上衣の布が足りないので黒で作り内側に布を足しました。着物は高価だけでなく、一点ものとして作られていたり、晴れの日の祝いの時のものや、懐かしい思い出がある大切なものです。捨てるのに忍び難い思いでリメイクとして生かすことを考えました。捨てなくてよかったという言葉聞いて報われる思いです。
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成人式の着物
2018年9月4日