この絵との出会いは衝撃的でした。
ある絵画展に行きました。
夏の暑い中汗だくになりながら絵を見ていました。
一点一点見てまわっていると何点か先の絵で白いものが動いてるのが目に映りました。
他の絵を飛び越してその絵の前に行くと、雪がさんさんと降っていました。
私がその絵の前から動かないのを見て係の人が説明してくれました。
この絵は韓国の街道の寒村です。
日が暮れて旅人が寒さや飢えで困らない様に家の戸口を開けてある。
いつでも入って来ても良いとどこの家も戸が開いているのだと言われました。
私はこの絵が欲しくなりました。
この絵を見ると心が優しくなります。